左は危険な例、右は安全な例です。
- すること:こまめに水分をとらせ、日陰で休ませる
遊びに夢中になると自分では止まりません。 - しないこと:車内に一人にしない
閉め切られた車内は、夏場は短時間で高温になります。消費者庁が紹介したJAFの調査では、54.9%が「少しの時間であっても子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と答えています。キーの置き忘れや誤操作でロックされることもあるので、キーは肌身離さず持ちます。 - すること:暑さ指数(WBGT)を確認してから、外遊びを決める
暑さ指数気温・湿度・日射などから算出する、熱中症の危険度の指標。WBGTとも呼ばれる。日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では、31以上で運動は原則中止、28以上31未満でも激しい運動は中止とされている。が高い日は、短時間でも日中の外遊びをやめます。地面に近いほど気温は高く、環境省のマニュアルでは、東京都心の気温が32.3℃のとき身長50cmの高さで35℃を超え、5cmの高さでは36℃以上でした。 - すること:顔色と汗のかき方を見る
環境省は、顔が赤くひどく汗をかいているときは体の内部の温度がかなり上がっていると考えて、涼しい場所で十分に休ませるよう求めています。 - すること:衣類で覆えないところに、日焼け止めを塗る
環境省は、顔など衣類で覆えないところには、子どもも日焼け止めを使うのが効果的としています。子ども用や敏感肌用は紫外線散乱剤のみのものが多く、「紫外線吸収剤無配合」「ノンケミカル」と表示されています。吸収剤はまれにアレルギー反応が出ます。成分はすべてパッケージに表示されているので、そこで確かめます。 - すること:虫よけは、日焼け止めを塗ったあとに塗る
順番を逆にすると、虫よけの持続時間が短くなります。2歳からディート蚊やダニを寄せつけない成分。日本の虫よけ剤でもっとも一般的だが、6か月未満には使えず、小児では使用回数に制限がある。は1日1〜3回までに変わります(2歳未満は1日1回まで)。イカリジン蚊やダニを寄せつけない成分。日本では2015年3月から使えるようになった。年齢による使用制限がない。には年齢制限がありません。成分と濃度の見方は、4〜6か月タブ「虫よけ剤は、成分で選ぶ」にまとめました。 - すること:様子がおかしいときは、涼しい場所へ移して衣服をゆるめる
首の付け根の両側、わきの下、脚の付け根を冷やします。呼びかけへの反応がおかしいとき、吐き気を訴えるか吐いたときは、口から飲ませません。環境省は、これらの場合は口から水分を飲ませず、病院に搬送するよう求めています。119番に通報します。
🛍 グッズの選び方
PR- 温湿度計を室内用に置きます。暑さ指数気温・湿度・日射などから算出する、熱中症の危険度の指標。WBGTとも呼ばれる。日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では、31以上で運動は原則中止、28以上31未満でも激しい運動は中止とされている。が表示されるものだと判断しやすくなります。
- 水筒は保冷のきくものを選びます。体が小さいぶん水分が失われるのが早いうえ、のどが渇いたと自分では言えない時期です。時間を決めて飲ませます。
- この時期は自分で飲める形かどうかで選びます。ストローなら、傾けなくても少しずつ飲めます。
- 外出時は携帯できる暑さ指数気温・湿度・日射などから算出する、熱中症の危険度の指標。WBGTとも呼ばれる。日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では、31以上で運動は原則中止、28以上31未満でも激しい運動は中止とされている。計を持ちます。地面に近いほど気温が高いので、子どもの高さで測れるものにします。
- 首を冷やすものは、肌に直接当てない使い方ができるかを見ます。保冷剤は布で包みます。
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この項目の根拠
- Vol.626 早めの熱中症予防! 症状が現れたら速やかな処置を!(消費者庁)(新しいタブで開きます)
早めの熱中症予防と、症状が現れたら速やかな処置をすること。 - 子ども安全メール Vol.633 車内への閉じ込めに注意(消費者庁)(新しいタブで開きます)
閉め切られた車内は特に夏場は短時間で高温になり熱中症の危険があること。JAFのアンケート調査で、54.9%が「時間の長さに関わらず、少しの時間であっても子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と回答したこと。キーの置き忘れ・誤操作や誤作動によりロックされるトラブルも発生しているため、キーは肌身離さず携帯すること。0歳3か月がチャイルドシートに座らされた状態で約15分閉じ込められ、大量の汗をかき顔色が悪く救急搬送された事例。 - 熱中症環境保健マニュアル「高齢者と子どもの注意事項」(環境省・PDF)(新しいタブで開きます)
子どもを観察したとき、顔が赤くひどく汗をかいている場合には深部体温がかなり上昇していると推察できるので、涼しい環境下で十分な休息を与えること。気温が高い日に散歩等をする場合、身長の低い幼児は大人よりも危険な状態になり、東京都心で気温が32.3℃だったとき幼児の身長である50cmの高さでは35℃を超え、さらに地面に近い5cmの高さでは36℃以上だったこと。 - 熱中症環境保健マニュアル「熱中症を疑ったときには何をするべきか」(環境省・PDF)(新しいタブで開きます)
熱中症を疑ったときの現場での応急処置として、風通しのよい日陰やクーラーの効いた室内等へ避難させること。軽症・中等症では涼しい場所に移し、衣服を緩め、水分と塩分を補給すること。皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇ぐ、氷やアイスパックなどで冷やすこと。前頚部の両側、腋窩部、鼠径部に広く当てて皮膚直下を流れている血液を冷やすことが有効であること。呼びかけや刺激に対する反応がおかしい、答えがない(意識障害がある)ときは誤って水分が気道に流れ込む可能性があるため、口から水分を飲んでもらうのは禁物であること。最初から症状が強い場合、嘔吐・吐き気などで水分補給ができない、処置をしても症状がよくならない場合には病院に搬送すること。 - 紫外線環境保健マニュアル2008 第3章「紫外線による影響を防ぐためには」(環境省・PDF)(新しいタブで開きます)
顔など衣類などで覆うことのできないところには、大人はもちろん子供も上手に日焼け止めを使うのが効果的であること。乳児の場合は、紫外線の強い時間帯には外へ出さない、また覆いをするなど工夫すれば、日焼け止めを使わなくてもよいこと。日焼け止めは紫外線を浴びることが避けられないときに防止効果を高めるものであって、太陽に長時間あたるために使用するのは間違いであること。紫外線防止剤には紫外線散乱剤(無機系素材)と紫外線吸収剤(有機系素材)があり、吸収剤は白くならないがまれにアレルギー反応をおこす人がいること、散乱剤は少々白くなるがアレルギーをおこすことがほとんどないこと。子ども用や皮膚の敏感な方用は散乱剤のみを含むものが多く、「紫外線吸収剤無配合」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカルサンスクリーン」と表示されていること。化粧品に含まれている成分はすべて表示されているので、何が入っているのか調べられること。効果はSPF(主にUV-Bを防ぐ指標)とPAで表示されること。 - ジカウイルス感染症に関する情報提供(蚊媒介感染症の診療ガイドライン 第3版を含む・厚生労働省健康局結核感染症課・PDF)(新しいタブで開きます)
有効性が証明されている忌避剤の成分はディートとイカリジンの2種類であること。小児へのディート使用は6か月未満には使用しない・6か月以上2歳未満は1日1回・2歳以上12歳未満は1日1〜3回と制限されているが、イカリジンの使用には年齢制限はないこと。ディートやイカリジンの上から日焼け止めを塗ると忌避剤の持続期間が短くなるので、まず日焼け止めを塗り、その後に忌避剤を塗ること。