赤ちゃんとこどもの安全ノート › 1〜2歳

の時点での最新情報を掲載しています。

続ける対策

家の中の対策は、むしろ強化する

届く高さが上がる。見守りではなく、環境のほうを変える

歩けるようになると、7〜11か月の対策では足りなくなります。届く高さが上がり、ロックを開ける知恵もつきます。消費者庁は、保護者が常に目を離さずにいることは難しく、見ていてもすぐそばにいなければ助けられるとは限らないとして、普段から事故が起こりにくい環境づくりを行い、見守り機器はその上で補助的に使うよう勧めています。

台所の入口の比較図。左は危険な例で、入口にゲートがなく、運んできたいすによじ登って調理台の高い所へ手を伸ばしている。コンロの鍋の柄が手前に出ている。右は安全な例で、入口にベビーゲートが閉まり、いすはテーブルの下に片づけられ、調理台下の扉にチャイルドロックが付いている 左は危険な例、右は安全な例です。
左:いすを足場にする/右:ゲートといす、扉のロック
  • すること:
    ロック・ゲートが効いているか、こまめに確かめる
    消費者庁は、普段の工夫として製品等に破損や不具合がないか日ごろからこまめに確認することを挙げています。開けられるようになっていないかも、あわせて見ます。
  • しないこと:
    窓ぎわ・ベランダに、踏み台になるものを置かない
    いすを運んで足場にするようになります。消費者庁は、窓の近くのベッドやソファー、ベランダの植木鉢やいす、ブラインドのひもの近くを具体的に挙げています。3歳が約1週間入院した転落の事例でも、ベランダの柵の近くに植木鉢が置かれていました。
  • すること:
    キッチンに入れない仕組みを維持する
    消費者庁は、キッチンには危険なものがたくさんあるので、ベビーゲートなどで子どもを入れないようにするようしています。コンロ、包丁、熱湯、洗剤が集中しています。
  • しないこと:
    24か月を過ぎたら、ゲートに頼らない
    消費者庁はベビーゲートの対象年齢を24か月までとし、子どもが自分で乗り越えたり開けたりできるようになったら使用を控えるよう求めています。そこから先は、ドアを閉める、浴槽の水を抜く、物の置き場所を変えるといった別の対策に切り替えます。
  • すること:
    製品を買うときは、対象年齢と注意表示を確かめる
    消費者庁は、購入や利用のときに対象年齢や注意表示を必ず確認することを挙げています。SNSで話題になったアイデアも、試す前に安全性を確かめます。
  • しないこと:
    食べている犬・猫に、手を出させない
    日本小児科学会は、動物が食べているときや、動物同士が争っているときに手を出すと咬まれることが多いとしています。嫌がることをして咬まれる子どもも多く、自分で近づける年齢になると、0歳のときより場面が増えます。食事中はケージか別の部屋に分け、しっぽや耳を引っぱらせません。室内犬と同じ床で遊ばせるときは、短い時間でも目を離しません。
  • しないこと:
    見守り機器があるから大丈夫、としない
    1歳が、ベビーモニターで様子を見られる状態で昼寝をしていて、目が覚めて階段を20段ほど転がり落ちて顔面を打撲した事例があります。部屋と階段のあいだに安全柵はありませんでした。
  • しないこと:
    「言って聞かせた」で対策を終わりにしない
    消費者庁は、ベランダから身を乗り出すと転落する危険があることを教えるよう勧めていますが、それは補助錠や踏み台の片づけの代わりにはなりません。

🛍 グッズの選び方

PR
  • ゲートは子どもの身長に合わせて高さを見直します。よじ登れる高さになったら別の方法に切り替えます。
  • ロックは開け方を覚えられたら別方式へ切り替えます。
  • コーナーガードは、立ち上がった子の目の高さに来る縁から付け直します。守る高さが変わります。

リンクはAmazonアソシエイトリンクです。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。 選び方の方針

この項目の根拠
  • 子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(消費者庁・PDF)(新しいタブで開きます)
    子どもの発達と起こりやすい事故の一覧(起こりやすい主な事故と、発生しやすい時期の目安)。キッチンは危険なものがたくさんあるので、ベビーゲートなどで子どもを入れないようにすること。窓の近くにベッドやソファーなど踏み台になるものは置かないこと、ベランダに植木鉢・椅子などの踏み台になるものを置かないこと、踏み台になる物をひもの近くに設置しないこと。ベランダから身を乗り出すと転落する危険があることを教えること。
  • 子ども安全メール Vol.633 車内への閉じ込めに注意(消費者庁)(新しいタブで開きます)
    保護者が常に目を離さずにいることは難しく、仮に見ていてもすぐそばにいなければ助けられるとは限らないこと。普段から事故が起こりにくい環境づくりを行い、その上で見守りに便利な機器などを補助的に活用すること。環境づくりの例として窓の補助錠、キッチン・階段・浴室の入り口のベビーゲート、ブラインドの紐のまとめ、チャイルドロック機能の活用。普段の行動の工夫として、製品購入やサービス利用の際は対象年齢や注意表示を必ず確認すること、製品等に破損や不具合がないか日ごろからこまめに確認すること、SNS等で話題になったアイデアやアイテムは試す前に安全性等をよく確認すること。3歳が、鍵のかけ忘れた窓からベランダに出て転落し、肝臓損傷の疑いで約1週間入院した事例(ベランダの柵の近くに植木鉢など踏み台になるものが置かれていた)。1歳が、ベビーモニターで様子を確認できる状態で2階で一人で昼寝をしていて、目が覚めて階段を20段ほど転がり落ちて顔面を打撲した事例(部屋と階段の間に安全柵を設置していなかった)。
  • Injury Alert 傷害速報 動物による咬傷事例(No.2 犬による咬傷/No.130 ウサギ咬傷が疑われた指の欠損)(日本小児科学会)(新しいタブで開きます)
    日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会のコメントとして、動物が食べている時や動物同士が争っている時に手を出すと咬まれることが多いこと、動物が嫌がることをして咬まれる子どもが多いこと、室内犬を飼っている家庭が増加しており、乳児と動物が同じ平面で接触できる状況は短時間でも避けるよう指導する必要があること。生後4か月の男児が、祖母が5分間様子を見に行かなかったあいだに飼い犬(ミニチュアダックスフンド)にオムツ越しに外陰部を咬まれ、右精巣摘出術を要した事例。犬はオムツの尿の臭いに反応したと思われること。