赤ちゃんとこどもの安全ノート › 3〜5歳

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切り替えどき

ジュニアシートへの切り替え

使用率がいちばん低いのは5歳。義務は6歳未満までだが、終わりは体格で決める

チャイルドシートの話は、ここで終わりになりがちです。しかし警察庁とJAFの全国調査では、使用率がいちばん低い年齢は5歳の65.7%で、1歳未満の94.8%、1〜4歳の86.9%から大きく下がります。しかも5歳だけは前回より下がっています。義務が切れる直前の1年が、いちばん使われていません。

ジュニアシートとシートベルトの比較図。左は危険な例で、背もたれのない座面だけの台に座った子どもが前にずり落ちた姿勢になり、肩ベルトが首の近くを通り、腰ベルトがおなかの上を横切っている。右は安全な例で、背もたれと、頭を支える部分のあるジュニアシートに座り、肩ベルトが肩の真ん中を通り、腰ベルトが腰骨の上を低く通っていて、背すじが背もたれに沿っている 左は危険な例、右は安全な例です。
左:座面だけ・ベルトが首とおなかを通る/右:背もたれあり・肩の真ん中と腰骨の上
  • すること:
    やめる時期は、誕生日ではなく体格で決める
    道路交通法が義務づけているのは6歳未満です。ただし警察庁は、6歳以上の子どもでも、体格等の事情でシートベルトを適切に着用させることができない場合は、チャイルドシートを使うよう求めています。基準を体格にしておけば、きょうだいや友達と比べて嫌がったときに交渉の余地がなくなります。
  • すること:
    肩ベルトが首にかからず、肩の真ん中を通るか見る
    座面を上げる(座高を稼ぐ)のがジュニアシートの役目です。肩ベルトが首に当たるなら、まだ座面が低いということです。警察庁は、シートベルトとチャイルドシートは体格に合わせて正しい姿勢で使うよう求めています。
  • すること:
    腰ベルトが、おなかではなく腰骨の上を通るか見る
    おなかの上を通っていると、衝突時にベルトが内臓を圧迫します。座ったときに前へずり落ちる姿勢になっていないかも、あわせて見ます。
  • しないこと:
    背もたれのない座面だけの製品に、早く替えない
    背もたれは、横からの衝突で頭と体を支えます。座面だけのタイプは、体格が大きくなってベルトの位置が合うようになってから使います。
  • すること:
    後部座席に取り付ける
    助手席はエアバッグの展開範囲です。前向きでも、座席を前に出していると危険が残ります。
  • しないこと:
    着座のゆるさを、見逃さない
    全国調査では、座らせ方が適切だった割合は58.7%(学童用は65.0%)でした。警察庁は、正しく座らせなかった場合には事故時に子どもが飛び出すなど、本来の機能が発揮できないとしています。上着を着せたままベルトを締めると、見た目は締まっていても体との間にすき間ができます。

警察庁・JAFの全国調査(令和8年5月)

6歳未満の使用率は全国平均84.0%。年齢層別の内訳です。

  • 1歳未満 … 94.8%
  • 1歳〜4歳 … 86.9%
  • 5歳 … 65.7%(前回比 −1.0ポイント)

使っていても、正しく使えているとは別です。 取り付けが適切だった割合は77.6%、 座らせ方が適切だった割合は58.7%でした。 不使用者の致死率は、適正使用者の約5.3倍です。

🛍 グッズの選び方

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  • 背もたれのあるものを選びます。横からの衝突で頭と体を支えます。座面だけのタイプは、体格が大きくなってベルトの位置が合うようになってからです。
  • R129チャイルドシートの国際的な安全基準。旧基準のR44に、側面衝突の試験と身長による区分が加わっている。i-Sizeとも呼ばれる。(最新の安全基準)適合のものを選びます。身長で対象が決まるので、体格で判断しやすくなります。
  • 頭を支える部分の高さを変えられるものにします。肩ベルトが首にかからない位置に合わせられます。
  • 固定方法はISOFIX車体に埋め込まれた金具へチャイルドシートを直接つなぐ固定方式。シートベルトで留めるより取り付けミスが起きにくい。かシートベルトです。車がISOFIX車体に埋め込まれた金具へチャイルドシートを直接つなぐ固定方式。シートベルトで留めるより取り付けミスが起きにくい。に対応しているかを先に確かめます。対応していない車では、シートベルト固定のものを選びます。

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この項目の根拠
  • 子供を守るチャイルドシート(警察庁)(新しいタブで開きます)
    自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならないことが道路交通法第71条の3第3項で決められていること。<strong>6歳以上の子供であっても、体格等の事情によりシートベルトを適切に着用させることができない場合は、チャイルドシートを使用すること</strong>。警察庁とJAFが令和8年5月9日から31日まで合同で実施した全国調査で、6歳未満の使用率は全国平均84.0%(前回比+1.6ポイント)であったこと。年齢層別では1歳未満94.8%、1歳から4歳86.9%、5歳65.7%(同−1.0ポイント)で、5歳児の使用率は他の年齢層と比べて低いこと。取り付けられたチャイルドシートのうち適切な取付けができていた割合は77.6%(乳児用83.8%、幼児用71.9%)、適切に着座させることができていた割合は58.7%(乳児用59.0%、幼児用52.2%、学童用65.0%)であったこと。チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約5.3倍であること。令和7年中の6歳未満幼児の自動車同乗中死傷者に占めるチャイルドシート使用者の割合は83.5%で近年横ばい傾向にあること。使用していても取付け固定が不十分だったり正しく座らせなかった場合には、事故時にチャイルドシートがシートベルトから分離したり幼児が飛び出すなど、本来の機能が発揮できないことがあること。
  • チャイルドシートアセスメント パンフレット(令和6年度/国土交通省・自動車事故対策機構NASVA・PDF)(新しいタブで開きます)
    i-Sizeチャイルドシートでは、首の発達を保護するため生後15か月までは後ろ向きでの使用が義務付けられていること。助手席にエアバッグが装備されている場合に助手席に後向きチャイルドシートを取り付けることは極めて危険であり絶対にやめること、後部座席に取り付けること。肩ベルトが身体にフィットしているか確認すること。小さな子どもを車内に一人にするのは危険であり、置いて車から離れないこと。自動車乗車中のチャイルドシート使用状態別死亡重傷率(2013〜2022年)は、適正使用0.8%に対し誤使用4.7%で約5.9倍であること。