遊具の事故
公園の遊具と服装
起きているのは転落。服装を変え、6歳以下には付き添う
消費者庁は、この年代の遊具の事故を「すべり台、ジャングルジム、ブランコなどからの転落」として挙げ、6歳以下の子どもには大人が付き添い、目を離さないよう求めています。服のひも・フード・かばんは、そこに引っかかるものとして並んでいます。
左は危険な例、右は安全な例です。
- すること:6歳以下のうちは、大人が付き添って目を離さない
消費者庁の注意ポイントの2番目です。横浜市は、小さい子どもは頭が重くバランスを崩しやすく、力が弱くてひとりで遊具につかまっていられないと説明しています。 - すること:遊具の対象年齢を確かめる
横浜市は、遊具に対象年齢のシールが貼ってあることを挙げています。国土交通省の指針は、遊具をおおむね3歳から12歳向けとし、小学校就学前の子どもについては保護者が同伴していることを前提にしています。 - しないこと:ひも・フード付きの服で遊ばせない
すべり台、ジャングルジム、ブランコなど、遊具の種類を問わず起きます。靴はサンダルではなく運動靴にし、靴ひもは強く結びます。 - しないこと:かばんを背負ったまま遊ばせない
消費者庁は「かばんは置いて、水筒やマフラーなど引っかかる物は身に付けないで」としています。6歳がラダーから落ちた際に、背負っていたランドセルが引っかかって首つり状態になった事例があります。 - すること:遊ぶ前に、ヘルメットとマフラーを外す
自転車で来たときは必ず外します。横浜市は、マフラーやヘルメットが遊具に引っかかることを挙げています。 - しないこと:トランポリンに、2人以上で乗らせない
消費者庁は、1つのトランポリンは1人ずつ使用するよう求めています。2歳が、同じトランポリンで跳んでいた大人に足を踏まれて太ももを骨折した事例があります。くわしくは6〜9歳タブ「トランポリン」にまとめました。 - しないこと:濡れた遊具・熱くなった遊具で遊ばせない
横浜市は、雨で濡れた遊具は滑ってけがをすること、夏の暑い日に太陽で熱くなった遊具はやけどをすることを挙げています。壊れた遊具を見つけたら大人に伝えるよう教えます。
国土交通省の指針に載っている、2つの事故
どちらも、この年代とすぐ上の年代です。
- 4歳。保護者の付き添いがない状態で登はん系の遊具で遊び、 高さ2メートルから落下して右腕を骨折。 その遊具には利用対象年齢(6〜12歳)を示す看板があり、 3〜6歳の幼児には大人が必ず付き添うよう明記されていました
- 6歳。ラダーの上に登って遊んでいて、握り棒の間から落下した際、 背負っていたランドセルが引っかかり、首つり状態になりました
どちらも、服装と付き添いという「人的ハザード遊具そのものの欠陥ではなく、使う人の行動や服装によって生じる危険。国土交通省の遊具の指針が使っている言い方。」として整理されています。 遊具そのものが壊れていたわけではありません。
この項目の根拠
- 都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第2版・平成26年6月/国土交通省・PDF)(新しいタブで開きます)
本指針の対象となる遊具の利用者は、幼児から小学生(おおむね3歳から12歳)を基準とし、身体的能力などが十分でない幼児(おおむね3歳から小学校就学前の者)については保護者が同伴していることを前提とすること。3歳未満の乳幼児にあっては保護者による安全確保が必要であり、遊具を利用する場合には常時保護者等とともに利用することを前提とすること。人的ハザードとして「年齢、能力に適合しない遊具で遊ばせる(幼児が単独で、あるいは保護者に勧められて小学生用遊具で遊ぶなど)」「不適切な服装、持ち物(絡まりやすい紐のついた衣服やマフラー、ヘルメット、ランドセル、サンダル、脱げやすい靴やヒールのある靴などを着用したまま遊ぶ、携帯電話をネックストラップで首から下げたまま遊ぶなど)」を挙げていること。4歳が保護者の付き添いがない状態で登はん系遊具で遊び、高さ2mから落下して右腕を骨折した事例(当該遊具には利用対象年齢6〜12歳の看板があり、3〜6歳の幼児には大人が必ず付き添うよう明記されていた)。6歳がラダーの上から落下した際に背負っていたランドセルが引っかかり首つり状態になった事例。 - 子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(消費者庁・PDF)(新しいタブで開きます)
遊具(すべり台、ジャングルジム、ブランコなど)からの転落について(2歳以上)、施設や遊具の対象年齢を守って遊ばせること、6歳以下の子どもは大人が付き添い目を離さないように注意すること、ひもやフードのない服装で遊ばせること、かばんは置いて水筒やマフラーなど引っかかる物は身に付けないで遊ばせること、遊具ごとの使い方を守らせること。 - 公園で安全に遊ぶための約束(横浜市 みどり環境局)(新しいタブで開きます)
フードがついていない服を着ること、マフラーやヘルメットを取ること(遊具に引っかかる)、運動靴を履きサンダルを避けること、靴のひもを強く結ぶこと、かばんやランドセルを置くこと。壊れている遊具・雨でぬれている遊具・太陽で熱くなっている遊具は使わないこと。遊具には対象年齢のシールが貼ってあり、シールの年齢より小さい子どもが遊ぶときは大人が必ず近くにいること。小さい子どもは頭が重いためバランスを崩して転ぶことがあり、力が弱いためひとりで遊具につかまることができないこと。 - 遊戯施設におけるトランポリンでの事故にご注意ください!─骨折や、神経損傷等の重傷例も─(令和2年12月9日・消費者庁・PDF)(新しいタブで開きます)
1つのトランポリンは1人ずつ使用し、同時に2人以上で使用すると衝突するなどしてけがにつながる危険性があること。転倒した際に同じトランポリンで跳んでいた大人に足を踏まれて左の太ももを骨折した事例(2歳女児・中等症)。いきなり高く跳ぶことや宙返りなどの危険な技はやめること。