飛び出しを防ぐ
道路の飛び出し
この年代の歩行中の事故は、飛び出しが最も多い
歩いて出かける機会が増えます。この年代(警察庁の区分では「幼児」)の歩行中の死者・重傷者は、法令違反等別で「飛出し」が最も多く、通行目的別では「遊戯」が最も多いです。どこかへ向かう途中ではなく、遊んでいるあいだに道路に出ています。
左は危険な例、右は安全な例です。
歩行中の死者・重傷者の、法令違反等別の内訳(令和2〜6年合計)
| 幼児(462人) | 飛出し 178人(38.5%)/違反なし 114人(24.7%)/横断違反 84人(18.2%)/路上遊戯 37人(8.0%)/信号無視 12人(2.6%)/幼児のひとり歩き 10人(2.2%) |
|---|---|
| 児童(1,830人) | 違反なし 749人(40.9%)/飛出し 613人(33.5%)/横断違反 309人(16.9%)/信号無視 59人(3.2%)/路上遊戯 57人(3.1%) |
| 全年齢(38,480人) | 違反なし 24,965人/横断違反 6,762人(17.6%)/信号無視 1,485人/飛出し 1,395人(3.6%) |
| 読み方 | 飛出しの割合は、幼児で全年齢の10倍以上です。大人と同じ注意では足りないのは、ここです。 |
- すること:道路では必ず手をつなぐ
興味のあるものを見つけた瞬間に走り出します。消費者庁は、手をつなぎ、白線の内側を歩くこと、歩道では大人が車道側を歩くことを挙げています。 - しないこと:道路の向こう側から子どもに声を掛けない
消費者庁は「道路越しに子どもに声を掛けると、飛び出しの危険があるので、声を掛けないようにしましょう」と名指しで挙げています。 - すること:止まる・見る・待つを、毎回その場で声に出す
横断前に一度止まる習慣を体で覚えさせます。 - すること:手をつなぐのは時間帯で変えない。16〜17時台と土日の日中はとくに注意する
手をつなぐのは、時間帯にかかわらず道路の全区間です。警察庁の分析では、歩行中の幼児・児童の死者・重傷者は月〜金曜日の16時〜17時台が最も多く、幼児については土日の日中も多くなっています。暗くなる時間帯は、服の色だけでは見つけてもらえないので、反射材も付けます。 - しないこと:大人が信号無視や斜め横断をしない
子どもは大人のまねをします。 - しないこと:駐車場で手を離さない
車の死角に入ると運転席から見えません。
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この項目の根拠
- 令和7年春の全国交通安全運動 幼児・児童の交通事故分析(警察庁 交通局・PDF)(新しいタブで開きます)
歩行中幼児・児童の法令違反等別死者・重傷者数(令和2〜6年合計)。幼児462人は、飛出し178人(38.5%)、違反なし114人(24.7%)、横断違反84人(18.2%)、路上遊戯37人(8.0%)、信号無視12人(2.6%)、幼児のひとり歩き10人(2.2%)。児童1,830人は、違反なし749人(40.9%)、飛出し613人(33.5%)、横断違反309人(16.9%)、信号無視59人(3.2%)、路上遊戯57人(3.1%)。全年齢38,480人は、違反なし24,965人、横断違反6,762人(17.6%)、信号無視1,485人、飛出し1,395人(3.6%)。歩行中幼児の通行目的別死者・重傷者数496人は、遊戯129人(26.0%)が最多で、次いで買物83人(16.7%)、散歩40人(8.1%)、訪問37人(7.5%)。児童は下校484人(25.8%)が最多。交通事故死傷者数の状態別合計では、歩行中は7歳が最も多いこと。児童の歩行中の死亡・重傷事故は4月から6月にかけて増加すること。 - 「令和4年春の全国交通安全運動」の実施について(文部科学省 事務連絡・令和4年4月1日/警察庁 交通局「交通事故分析」添付・PDF)(新しいタブで開きます)
歩行中の幼児・児童の死者・重傷者について、時間帯別では幼児・児童ともに月〜金曜日の16時〜17時台が最も多いが、幼児については土日の日中の時間帯も多いこと。事故類型別では幼児・児童ともに横断中が最も多いこと。法令違反別では、全年齢と比較すると幼児・児童ともに飛出しが最も多いこと。 - 子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(消費者庁・PDF)(新しいタブで開きます)
子どもと歩く時は手をつなぎ、白線の内側を歩くこと。歩道を歩くときは大人が車道側を歩くようにすること。道路越しに子どもに声を掛けると飛び出しの危険があるので、声を掛けないようにすること。駐車場はとても危険な場所であり、死角も多く飛び出す危険性もあるので手をつなぐこと。