赤ちゃんとこどもの安全ノート › 6〜9歳

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連れ去り・声かけ

ひとりで歩く区間と、声をかけられたとき

被害は下校時間帯に集中する。「1人区間」を親が特定する

登下校防犯プランは、道路上の身体犯の被害件数が過去5年で減っているのに、被害者が13歳未満の子どもである事犯に限ると、ほぼ横ばいだと書いています。そして被害は登下校時、特に15時から18時の下校時間帯に集中しています。一人で歩く時間が生まれる年齢に、対策が追いついていない形です。

登下校時の声かけの比較図。左は危険な例で、夕方の人通りのない道で、車の窓から大人が手招きしており、子どもがその場に立ち止まっている。右は安全な例で、子どもが来た道を走って戻り、ランドセルの肩ベルトに付けた防犯ブザーに手をかけている 左は危険な例、右は安全な例です。
左:その場にとどまる/右:来た道へ戻り、ブザーに手をかける
  • すること:
    自宅周辺の「1人区間」を、親が地図の上で特定する
    集団下校から分かれたあと、どこから一人になるかです。登下校防犯プランが、家庭で果たせる役割として名指ししています。一緒に歩いて、その区間だけを特に見ます。
  • すること:
    「子供110番の家」の場所を、子どもと一緒に確認する
    危険に遭遇した子どもを一時的に保護し、警察へ通報するボランティアです。1人区間のどこにあるかを、実際に歩いて確かめます。
  • すること:
    声のかけ方と断り方を、具体的に練習する
    警視庁は、覚えるだけでなく「こう言われたら、どう言って断る?」と一緒に考えることを勧めています。実際の声のかけ方には「こっちにきてゲームを一緒にやらない?」「あっちに秘密基地があるから来ない?」があります。
  • すること:
    防犯ブザーを、押す練習と電池の確認までやる
    警視庁は、大声を出せなくても防犯ブザーを鳴らせば同じ効果があるとしています。ランドセルの肩ベルトなど、とっさに手が届く位置に付けます。
  • すること:
    帰ってきたら毎日「何かあった?」と聞く
    登下校防犯プランは、子どもが把握した不審者情報等を聞き出すことも家庭の役割に挙げています。警視庁は、子どもは言わずに黙っていることがあるとしています。
  • しないこと:
    「大したことはなかったから」で済ませない
    警視庁は、声かけやつきまといがあったときは些細なことでも必ず警察へ通報し、学校へ連絡するよう求めています。通報するほどではないと迷うときは#9110(警察相談専用電話)があります。
  • すること:
    被害が起きやすい時間に、帰り道が重ならないようにする
    被害が集中するのは15時から18時です。習い事や学童からの帰りが、この時間の一人歩きにならないかを見直します。

親が家でできることは、プランに書いてある

登下校防犯プランは、見守りの担い手が減って 学校から距離のある自宅周辺で子どもが1人で歩く「1人区間」に 「見守りの空白地帯」が生じている、と原因を名指ししています。 防犯ボランティアの高齢化と、共働き家庭の増加です。

そのうえで、保護者の役割をこう書いています。 「直接的な見守り活動への参加が困難な場合であっても、自宅周辺の『1人区間』の状況や 『子供110番の家』の所在地等を子供と確認すること、子供が把握した不審者情報等を聞き出すこと等、 家庭においてこそ効果的に果たせる役割」。

立ち番に出られなくても、この2つは家でできます。

🛍 グッズの選び方

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  • 防犯ブザーは、ランドセルの肩ベルトなどとっさに手が届く位置に付けます。警視庁は、電池のチェックと押す練習を求めています。
  • GPS端末があると、1人区間を通過したかを親の側で確かめられます。持たせたことを本人にも伝え、隠して使いません。
  • 小型のLEDライトは、冬の下校時間に有効です。15時から18時は、冬には暗くなる時間帯です。

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この項目の根拠
  • 登下校防犯プラン(登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議・平成30年6月22日/警察庁・PDF)(新しいタブで開きます)
    道路上における身体犯の被害件数全体は過去5年で減少しているにもかかわらず、このうち被害者が13歳未満の子供である事犯に限定するとほぼ横ばいで推移していること。こうした子供の被害は登下校時、特に15時から18時の下校時間帯に集中している傾向にあること。防犯ボランティアの高齢化により「地域の目」が減少し、共働き家庭の増加に伴い保護者による見守りが困難となっていること。学校から距離のある自宅周辺で子供が1人で歩く「1人区間」等において「見守りの空白地帯」が生じていること。保護者が、直接的な見守り活動への参加が困難な場合であっても、自宅周辺の「1人区間」の状況や「子供110番の家」の所在地等を子供と確認すること、子供が把握した不審者情報等を聞き出すこと等、家庭においてこそ効果的に果たせる役割を踏まえた防犯の取組を推進すること。「子供110番の家・車」は、危険に遭遇した子供の一時的な保護、警察への通報等を行うボランティアであること。
  • おやこでまなぼう!「いかのおすし」で毎日安全!(警視庁 生活安全総務課)(新しいタブで開きます)
    子どもを犯罪から守るには「いかのおすし」を繰り返し具体的に伝え、親子で一緒に確認することがとても大切であること。各家庭で具体的な断り方を子どもと一緒に考えること。実際の声のかけ方の例として「こっちにきてゲームを一緒にやらない?」「あっちに秘密基地があるから来ない?」「このバイク、かっこいいでしょ。乗らない?」があること。声かけ・つきまといの多くは子どもが一人になった時に発生していること。大声を出せなくても防犯ブザーを鳴らすことで同じ効果があり、ランドセルの肩ベルトや習い事バッグなど子どもの持ち物に付け、電池のチェックやブザーを押す練習をすること。親子で通学路や自宅と習い事の間の道路を一緒に歩いて、なにかあったら駆け込める場所を確認すること。子どもは声かけやつきまといを保護者に言わないで黙っていることがあり、様子が気になった時はやさしく声をかけること。些細なことでも必ず警察への通報と学校への連絡をすること。
  • 防犯チェックポイント(警視庁 生活安全総務課)(新しいタブで開きます)
    遊びに行くときは、誰と・どこで・何をして・何時に帰るかを親子で一緒に確認してから行くよう指導すること。公園などで遊ぶときは一人で遊ばないこと、公園のトイレや遊具の一部には周囲から見えづらい死角があること。
  • 警察相談専用電話「#9110」(警察庁・PDF)(新しいタブで開きます)
    警察相談専用電話「#9110」は発信地を管轄する各都道府県警察本部等の総合窓口に直接つながること。