赤ちゃんとこどもの安全ノート › 6〜9歳

の時点での最新情報を掲載しています。

熱中症を防ぐ

外遊び・運動中の熱中症

自分からは休まない。中止は、暑さ指数で決める

暑さを感じても、遊びや練習を自分では止めません。休憩と水分は大人が時間で区切り、続けるかどうかは暑さ指数気温・湿度・日射などから算出する、熱中症の危険度の指標。WBGTとも呼ばれる。日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では、31以上で運動は原則中止、28以上31未満でも激しい運動は中止とされている。で決めます。

暑い日の外遊びの比較図。左は危険な例で、炎天下のグラウンドで帽子をかぶらずに遊び続け、顔が赤く汗をかいている。右は安全な例で、木の日かげのベンチでつば広の帽子をかぶり、水筒から水分をとっている 左は危険な例、右は安全な例です。
左:炎天下で帽子なし/右:日かげで休み、水分をとる

暑さ指数で、その日の運動をどうするか(日本スポーツ協会 熱中症予防運動指針)

31以上 ── 運動は原則中止特別の場合以外は運動を中止します。環境省が載せている指針は、「特に子どもの場合には中止すべき」と名指しで書いています。気温の目安は35℃以上です。
28以上31未満 ── 厳重警戒激しい運動は中止。持久走など体温が上がりやすい運動は避け、10〜20分おきに休憩をとって水分と塩分を補給します。体力の低い子、肥満の子、暑さに慣れていない子は軽減または中止します。夏の多くの日が、この帯に入ります。
25以上28未満 ── 警戒積極的に休憩をとります。激しい運動では30分おきくらいに休憩を入れます。
21以上25未満 ── 注意この範囲でも死亡事故は起きます。兆候に注意し、運動の合間に水分と塩分をとらせます。
21未満 ── ほぼ安全危険は小さいものの、適宜水分と塩分の補給は必要です。
  • すること:
    暑さ指数(WBGT)で外遊びと運動の可否を決める
    気温だけでは判断できません。31以上は原則中止で、環境省は「特に子どもの場合には中止すべき」としています。28以上31未満でも激しい運動は中止します。
  • すること:
    休憩は大人が時間で区切り、そのうえで自分で飲める子にする
    時間で区切るのは大人、その中で飲む量を決めるのは本人、と分けます。環境省は、喉の渇きに応じて適度な飲水ができる(自由飲水)能力を磨くことを挙げています。水筒は本人が1日で飲みきれる量を持たせ、帰宅後に残りを見ます。
  • すること:
    帽子と、首を冷やせるものを持たせる
    日陰で休む時間を予定に入れます。地面に近いほど気温が高く、照り返しも受けます。
  • しないこと:
    「あと少しだから」と続けさせない
    呼びかけへの反応がおかしい、自分で水を飲めない、休んでも症状が改善しない。このどれかがあれば、その場で中止して受診します。
  • しないこと:
    「汗が出なくなった」を、落ち着いたしるしと読まない
    環境省は、最重症の熱射病の主な症状を高体温に加えて、意識障害と発汗停止としています。汗が止まるのは、悪化のしるしです。

熱中症を疑ったとき、見るのは3つ

環境省は、重症度(救急搬送の必要性)を判断するポイントとして 「意識がしっかりしているか」「水を自分で飲めるか」「症状が改善したか」の3つを挙げています。

  • 呼びかけへの反応がおかしい → 119番。到着を待つあいだも冷やし続けます
  • 反応はあるが、吐き気があって自分で水を飲めない → 口から飲ませず、119番で搬送
  • 処置をしても症状がよくならない → 医療機関へ

その場ですることは、風通しのよい日陰かクーラーの効いた室内へ移し、衣服をゆるめ、 皮膚を濡らして扇ぎ、氷やアイスパックを首の付け根の両側、わきの下、脚の付け根に広く当てることです。

最も重いのが熱射病で、高体温に加えて意識障害と発汗停止が主な症状です。 「汗が出なくなった」は、楽になったしるしではありません。

🛍 グッズの選び方

PR
  • 携帯できる暑さ指数気温・湿度・日射などから算出する、熱中症の危険度の指標。WBGTとも呼ばれる。日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では、31以上で運動は原則中止、28以上31未満でも激しい運動は中止とされている。計があると、その場で判断できます。
  • 水筒は保冷力と容量で選びます。肩ベルトが太いものは体に食い込みません。
  • ネッククーラーは、太い血管が通る首を冷やせます。

リンクはAmazonアソシエイトリンクです。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。 選び方の方針

この項目の根拠