赤ちゃんとこどもの安全ノート › 7〜11か月

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ぶつける・はさむ

家具の角と、ドアの指はさみ

消費者庁は、骨折や切断に至ることもあるとしている。1歳8か月で爪が完全に脱臼した事例がある

つかまり立ちと伝い歩きが始まると、ローテーブルやテレビ台の天板の縁が、ちょうど目や額の高さになります。手を離してバランスを崩すと、顔からその縁に倒れ込みます。もうひとつ、この時期から増えるのがドアの指はさみです。

ドアの指はさみの比較図。左は危険な例で、大人が廊下側からドアを閉めようとしており、反対側ではつかまり立ちした赤ちゃんがちょうつがい側のすき間に指をかけている。右は安全な例で、ちょうつがい側に白い指はさみ防止カバーが付き、大人がかがんでドアの向こうをのぞいて確認している 左は危険な例、右は安全な例です。
左:ちょうつがい側に指/右:カバーを付け、向こう側を確認する
  • すること:
    テーブル・テレビ台の角と、縁の直線部分にガードをつける
    倒れ込む向きは決まらないので、角だけでは足りません。消費者庁は、角の丸い家具を選ぶ、クッションテープを取り付けるなどの工夫をすすめています。
  • すること:
    ドアのちょうつがい側(開く側の付け根)にカバーをつける
    消費者庁も、ドアのちょうつがい部分にすき間防止カバーを付けることを挙げています。
  • しないこと:
    ドアの向こうに子どもがいないか確かめずに閉めない
    事例は「ドアの反対側にこどもがいることに気付かずに閉めた」で始まっています。閉める前に、ドアの向こうを一度見ます。
  • しないこと:
    風でドアが閉まる状態にしない
    窓を開けて風が通ると、ドアは勢いよく閉まります。開けておきたいドアはストッパーで固定し、入れたくない部屋のドアは手の届かない高さの補助錠で開かないようにします。
  • すること:
    引き戸の戸尻側と、折りたたむものにも目を向ける
    引き戸は、開けたときに戸と枠のあいだにすき間ができる側で、指がはさまります。折りたたみのいすやベビーゲートのちょうつがいも同じです。

どこに指がはさまるか

消費者庁は、ドアの指挟みについて 「場合によっては指の骨折や切断などの重傷に至ることもある」としています。

挙げられている事例です。 「保護者が、ドアの反対側にこどもがいることに気付かずに、ドアを閉めてしまった。 その際に、ドアの蝶番側に挟まったこどもの右手小指が骨折・一部断裂した」。

日本小児科学会の傷害速報にも、1歳8か月の子が ガラス製の両開きドアのちょうつがい付近で指をはさみ、 末節骨の開放骨折、爪の完全脱臼を負った事例が載っています。

取っ手側は、はさまれてもすき間が残ります。 ちょうつがい側は、回転の支点に近いぶん小さな力でも大きな力が集中し、 閉じたときにすき間がほとんど残りません。重傷になるのはこちら側です。

🛍 グッズの選び方

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  • コーナーガードは貼り直せるゲルタイプだと、賃貸でも跡が残りにくくなります。
  • 角だけの製品ではなく、縁の直線部分に貼れる長さがあるものを選びます。
  • 指はさみ防止はドアの両側(取っ手側とちょうつがい側)に対応したものを選びます。
  • ドアストッパーは、風で閉まるドアを開いたまま保持できるものを選びます。足で踏んで固定するタイプは、子どもが外します。

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