転倒を防ぐ
家具の転倒・引き出し
けがをした人の6割以上が1〜2歳のとき。耐震マットだけでは、子どもが引く力に耐えられないことがある
つかまり立ちは、家具を引っぱって体重をかける動きです。引き出しを階段のように開けて登ることもあります。東京都の調査では、家具やテレビで危害を受けた経験のある人の6割以上が1〜2歳のときでした。
左は危険な例、右は安全な例です。
- すること:背の高い家具は、壁か天井に固定する
消費者庁は、家具やテレビは固定して使うよう求めています。ねじ止めできる壁なら、金具で壁の下地に留めます。賃貸で壁に穴をあけられないときは突っ張り棒になりますが、下地に留めるより固定は弱くなります。 - しないこと:耐震マットだけで、テレビ対策を済ませたことにしない
東京都が1〜2歳児の引く力を測って検証した結果、固定なし、または耐震マットを設置した条件では、家具が倒れずに耐えられる力が、子どもが引く力を下回ることがありました。地震対策にはなっても、引き倒す力には足りません。 - すること:テレビは、木ねじかボルトで台と連結する
付属の転倒防止バンドがあれば使います。東京都の調査では、危害を受けた経験のある人の6割以上がテレビを固定していませんでした。2歳児がテレビ台に登り、37インチのテレビが腹部に落ちて肝損傷で9日間入院した事例があります。 - すること:引き出しにロックをつける
引き出しを下から順に開けると階段になります。上の段に手をかけて体重をのせると、引き出しごと重心が本体の前に出て、家具が子どもの側へ倒れます。中身そのものの危険は「医薬品・洗剤・たばこ・電池」で扱います。 - しないこと:家具の上に、子どもの興味をひくものを置かない
消費者庁が挙げている3つの対策のひとつです。取ろうとしてよじ登ります。
🛍 グッズの選び方
PR- 突っ張り棒は、家具の上と天井のすき間を測ってから、その寸法に入るサイズを選びます。同じシリーズでも、取付高さの違うものが何種類かあります。
- 2本1組のものを選びます。1本では、横に傾く動きを止められません。
- ロックは大人が片手で外せて、子どもには外せないものを選びます。使いにくいと必ず使わなくなります。
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この項目の根拠
- 薄型テレビは倒れないように固定しましょう! 薄型テレビの転倒による乳幼児のけがに関する調査(東京都生活文化局・PDF)(新しいタブで開きます)
薄型テレビの転倒による乳幼児のけがに関する調査で、危害等経験のある人は3割を超え、その6割以上が1、2歳のときであったこと。経験のある人の6割以上はテレビを固定していなかったこと。固定なし又は耐震マットを設置した条件で、1、2歳児の引く力を下回ることがあったこと。2歳男児がテレビ台に登り、37インチのテレビが腹部に落下して肝損傷で9日間入院した事例。固定方法は、木ネジかボルトでテレビ本体をテレビ台と連結する、付属の転倒防止バンドを使用すること。 - 家具やテレビの転倒に気を付けましょう! -下敷きになった子どもが死亡する事故も-(消費者庁)(新しいタブで開きます)
家具やテレビの転倒で、下敷きになった子どもが死亡する事故も起きていること。対策は、家具やテレビは固定して使用する、引き出しには鍵やストッパーを付ける、家具の上に子どもの興味をひくものを置かない、の3点であること。 - 子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(消費者庁・PDF)(新しいタブで開きます)
タンスなどの家具にぶら下がったり、引き出しを開けてよじ登ったりして家具が倒れ、下敷きになることがあること。タンスなどの家具は固定し、引き出しや開き扉にはストッパーを付け、家具で遊ばせないようにすること。