赤ちゃんとこどもの安全ノート › 4〜6か月

の時点での最新情報を掲載しています。

窒息を防ぐ

離乳食の開始と窒息

座らせて、飲み込んだのを確かめてから次の一口を入れる

食べものによる窒息は、離乳食を始めた時期から起こります。消費者庁は、小さな子どもの口の大きさを直径約4cmとし、のどはそれより細いため、口に入るものは何でも窒息や誤嚥食べものや飲みものが、食道ではなく気管のほうへ入ってしまうこと。の原因になりうるとしています。開始期にまず決めるのは、食べる姿勢と、そばにいることです。下の表にある食品は、形のあるものを食べはじめてから問題になるので、先に目を通しておきます。

食べさせ方の比較図。左は大人が立ったまま赤ちゃんを腕に抱き、その姿勢でスプーンを口に運びながら、もう片方の手に持ったスマートフォンの画面を見ていて赤ちゃんを見ていない。赤ちゃんは顔が上を向いてあごが上がっている。右は背もたれを倒したローチェアに赤ちゃんが寄りかかり、頭と首が背もたれで支えられ、股のあいだを通すベルトが締まっていて、足の裏が木の足置き板に触れている。大人は床に低く座り、赤ちゃんの顔をまっすぐ見ながら、スプーンを口元の高さに水平に差し出している 左は危険な例、右は安全な例です。
左:抱っこしたまま、よそを見ながら/右:背もたれを倒したいすで、頭と首を支えて

詰まりやすい食品の性質と、報告されている事例

丸くて、つるっとしたものそのままの形で気道に入ります。1歳5か月がカットしていないミニトマトで急に苦しくなり、泣くこともできなくなった事例、7か月が大粒のブドウの汁だけを与えようとして果肉ごと飲み込み、すぐに顔色が悪くなった事例があります。ミニトマトや大粒のブドウは4等分します。
粘着性が高いもののどに貼りつきます。パンが代表です。口の中で水分を吸うため、やわらかいから安全とはいえません。水分と一緒に、小さくちぎって与えます。
かたくて、かみ切りにくいもの硬い豆やナッツ類は、5歳以下には食べさせません。小さく砕いても、気管に入れば肺炎や気管支炎を起こすことがあります。
  • すること:
    上体を起こした姿勢で食べさせる
    腰がすわる前は、背もたれを倒せるいすに寄りかからせて、頭と首を支えます。寝かせたまま、抱っこしたままは避けます。
  • すること:
    開始期は、すりつぶして飲み込める状態にする
    ポタージュ状からはじめ、舌でつぶせる固さ、歯ぐきでつぶせる固さへと上げます。前の固さで問題なく飲み込めてから、次に進みます。
  • すること:
    食事のときは水分をとらせ、のどを湿らせる
    乾いたものがのどに貼りつくのを防ぎます。
  • しないこと:
    市販品の対象月齢を、そのまま信用しない
    消費者庁は「市販品に表示されている対象月齢はあくまで目安です」としています。与える前に注意事項を読み、この子に与えてよいかを考えます。
  • すること:
    食べている間はそばを離れない
    詰まったとき、声を出せないことがあります。
  • すること:
    飲み込んだのを確かめてから、次の一口を入れる
    口の中に残っているうちに次を入れると、飲み込みきれないまま息を吸い込みます。スプーンを持つ手を止めて、口が空になるのを待ちます。
  • しないこと:
    食べさせながら、あやして笑わせたり、驚かせたりしない
    息を吸い込んだ拍子に、食べものが気管に入ります。
  • しないこと:
    大人の食べものを味見させない
    まだ歯がなく、噛みつぶせません。1歳5か月が保護者の食べていたおかきを食べてしまい、のどや気管に入った疑いで全身麻酔による内視鏡検査を受け、5日間入院した事例があります。手の届くところに大人の皿を置かないようにします。

パンでも詰まります

10か月の赤ちゃんが、カットパンを一つ丸々飲み込もうとして窒息し、救急搬送されたが死亡した事例が報告されています。 11か月で、ちぎったカットパンを食べさせたところ窒息した事例もあります。

ちぎってあっても起きています。 口の中で水分を吸って、のどに貼りつくためです。 食事のときは水分をとらせて、のどを湿らせてください。

🛍 グッズの選び方

PR
  • いすは背もたれを倒せて、腰がすわる前から使えるものだと、開始期から使えます。対象月齢の下限を必ず確かめます。「お座りができるようになってから」と書かれたものは、この時期には使えません。
  • 股のあいだを通すベルトがあるものを選びます。腰がすわる前は、ベルトがないとおしりが前にずれて、体が沈みます。
  • 足先が足置きに触れる高さだと、姿勢が安定します。
  • 開始期はすりつぶした状態にするので、なめらかにできる調理器具があると続きます。

リンクはAmazonアソシエイトリンクです。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。 選び方の方針

この項目の根拠