赤ちゃんとこどもの安全ノート › 0〜3か月

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溺水を防ぐ

沐浴・入浴中の溺水

離れる必要が出たら、必ず赤ちゃんを連れて出る

赤ちゃんは、わずかな水深でも、短い時間で溺れます。沐浴は「目を離さない」ではなく「離れる必要が出たら、必ず一緒に連れて出る」が原則です。

沐浴の比較図。左は危険な例で、床に直接置いたベビーバスに赤ちゃんを入れたまま、大人が立ち上がってドアのほうを振り返り、両手を赤ちゃんから離している。右は安全な例で、同じく床に置いたベビーバスのそばに大人がしゃがみ、バスタオルで包んだ赤ちゃんの頭を支えて抱き上げている。タオルと着替えとおむつは、手の届く床の上に並べてある 左は危険な例、右は安全な例です。
左:入れたまま離れる/右:連れて出る。支度は先に並べておく
  • すること:
    必要なものを全部そろえてから始める
    タオル、着替え、おむつを手の届く場所に並べてから湯に入れます。
  • しないこと:
    ベビーバスを浴槽のふたの上に置かない
    ふたがずれたり、たわんだりして転落します。半分開いた浴槽のふたの上でベビーバスを使用していて、0歳6か月が転落し湯の中で発見され死亡した事例があります。
  • しないこと:
    テーブルや洗濯機など、高い場所・不安定な場所で使わない
    テーブルの上に置いて湯を入れるため離れたところ、0歳0か月が床へ転落し、くも膜下出血と肝破裂で16日間入院した事例があります。床に置いて使います。
  • すること:
    ベビーバスの空気の量と、股のストッパーを使う前に確かめる
    空気量が少ないままだとバランスを崩します。股のストッパーが外れて、0歳6か月がうつぶせで湯に沈んだ事例があります。
  • しないこと:
    赤ちゃんを入れたまま、熱い湯を足さない
    やけどを負った事例が報告されています。
  • すること:
    お湯の温度は38〜40℃。湯温計で測り、手でも確かめる
    消費者庁は湯温計で測ることを挙げています。給湯器の表示だけを信じません。
  • すること:
    インターホンや電話で離れるときは、必ず赤ちゃんを連れて出る
    「すぐ戻るから」が最も危険です。
  • すること:
    入浴後は浴槽のお湯を抜く(残し湯をしない)
    子どもが浴室に入ってしまい、浴槽をのぞき込んで転落し、溺れることがあります。0歳のうちは自分で浴室に入れませんが、動けるようになってから習慣を変えるのは難しいので、いまのうちに「入浴後は抜く」を決めておきます。
  • すること:
    お湯を抜けないときは、浴室に入れない仕組みをつくる
    どうしてもためておく家庭では、浴室に外鍵やベビーゲートを付けて、子どもが入れないようにします。ふたは乗ると外れるので、ふただけに頼りません。
  • しないこと:
    浴槽用の浮き輪は使わない
    母親が洗髪しているあいだに、浮き輪から抜け落ちてうつ伏せで浮いていた0歳児の事例があります。日本小児科学会は、この商品を使用しないよう勧告しています。
  • しないこと:
    首浮き輪に乗せたまま、そばを離れない
    保護者が髪を洗うあいだに首からずり落ちて溺れた事例が2件報告されています。首浮き輪は、子どもを一人で待たせるための補助具ではありません。
  • すること:
    首浮き輪を使うなら、毎回ふくらませて空気漏れを確認し、安全ベルトを上下とも留める
    首回りに対して浮き輪が大きすぎると、あごと後頭部で引っかかった状態になり、ずり落ちます。
  • しないこと:
    上の子に見ていてもらう、という任せ方をしない
    子ども同士の見守りは対策になりません。
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