座らせる器具
バウンサーは、いつから・どれくらい使えるか
対象月齢の下限は製品ごとに違う。短時間、床の上で、そばにいて使う
バウンサーは、赤ちゃんを少しのあいだ安全に座らせておくための道具です。対象月齢の下限は製品によって違います。たとえばベビービョルンのバウンサーは、新生児を過ぎた生後1か月からで、モデルによって上限が9か月・体重9kgのものと、24か月・体重13kgのものがあります。手元の製品の数値を確認してください。
左は危険な例、右は安全な例です。
- すること:固定用の股ベルトを必ず使う
腰ベルトだけでは、体がずり落ちて首が圧迫されることがあります。 - すること:リクライニングは月齢に合った角度にする
首がすわるまでは、背もたれをいちばん倒した位置で使う製品があります。説明書の指定に合わせます。 - すること:床に置いて使う
テーブルや台、ソファの上では、揺れた拍子に落ちます。バウンサーは軽いので、赤ちゃんの動きで本体ごと動きます。 - すること:目の届く場所で使い、連続使用は1時間を目安にする
背もたれが傾いているため、同じ姿勢のまま長く座らせると、あごが胸に近づいて呼吸がしにくくなります。首がすわる前は、自分で姿勢を直せません。1時間を目安にいったん降ろします。 - しないこと:赤ちゃんを乗せたまま、バウンサーごと持ち上げない
日本小児科学会の委員会は、ベビーチェアやバウンサー等の育児用品は、こどもを乗せたまま持ち上げることを想定した設計ではなく、その行為は極めて危険であるとしています。軽くて持ち上げやすいことが、そのまま誤使用につながります。0歳4か月が、座らせたままチェアごと持ち上げられ、約60cmの高さで体が座面から抜けて落下し、急性硬膜外血腫と頭蓋骨骨折を負った事例があります。部屋を移すなら、先に降ろします。 - しないこと:付き添いなしでひとりにしない
ベルトをしていても、そばを離れません。 - しないこと:眠ったまま寝かせ続けない
傾斜のある場所では、あごが胸に埋まって気道がふさがることがあります。眠ったら、硬めで平らな寝床へ移します。 - すること:座りはじめたら、バウンサーとしての使用をやめる
体重の上限に達していなくても、発達の目安が来たら終わりです。
🛍 グッズの選び方
PR- 対象月齢の下限と上限を、買う前に確認します。同じメーカーでもモデルによって違います。
- 固定用の股ベルトがあるものを選びます。腰ベルトだけの形は、体がずり落ちます。
- 床に置いて使うので、折りたためて置き場所に困らないかも見ておきます。
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この項目の根拠
- バウンサー 取扱説明書(ベビービョルン・PDF)(新しいタブで開きます)
使用年齢範囲は新生児を過ぎた生後1か月からで、モデルにより9か月・体重9kg、または24か月・体重13kgであること。必ず固定用の股ベルトを使うこと。付き添いなしでひとりにしないこと。常に保護者の目の届く場所で使い連続使用は1時間が目安で長時間の揺動は行わないこと。座りはじめたら使用を控えること。 - 傷害速報 No.157 ベビーチェア誤使用による頭頂骨骨折(日本小児科学会・PDF)(新しいタブで開きます)
ベビーチェアやバウンサー等の育児用品は、こどもを乗せたまま持ち上げることを想定した設計ではなく、その行為は極めて危険であること。0歳4か月が、座らせたままベビーチェアごと持ち上げられ、下ろそうとした際に約60cmの高さで体が座面から背もたれ側へ抜けて後方へ落下し、左急性硬膜外血腫と頭頂骨骨折を負った事例。軽量であるがゆえに児を乗せたままでも容易に持ち上げることが可能である一方、変形しやすく安定性に乏しいため児のわずかな動きによって重心が移動しやすいこと。使用時には対象月齢・体重を遵守し、不安定な場所や高所には設置しないこと。医療機関ネットワーク事業によると、平成29年4月から令和4年3月までの5年間における入院を要した転落事故では乳児(0歳)が最多(24.8%)であったこと。 - 赤ちゃんが安全に眠れるように ~1歳未満の赤ちゃんを育てるみなさまへ~(こども家庭庁)(新しいタブで開きます)
寝かせるときは硬めで傾斜のない寝具を使うこと。 - 子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(消費者庁・PDF)(新しいタブで開きます)
椅子やテーブルからの転落が0歳から起こりやすいこと。